イベントリポート|子供の能力ののばし方

2018年3月28日(水)
ジャパングリーンメディカルセンター小谷院長先生

Himemama コラボ企画
~子どもの自尊心とコミュニケーションスキルを育てる育児講座~
第3回『子供の能力ののばし方』を開催しました!

講義の前半は
子供の才能を最大限に伸ばしてあげるにはどういった子育てをするのがよいのか、について。

米国では、知的能力が群を抜いて高い児童を「ギフテッド(天才児)」と呼び、その子たちを長年にわたり追跡した研究結果では、「賢い子」を「育てる」ことができる、つまり、親が適切な教育、環境を整えることで子供の能力を最大限に伸ばすことができる、と説かれているそうです。(ヴァンダービルト大学研究者カミラベンボウ)

その「天才児の育て方」の項目を参照しながら、小谷先生の医療の場であった話もふまえ、親がどういう点に気をつけ、気にかけていくべきなのか、などお話を頂きました。

そんな風に考えればよいのか、と思える意外なお話も沢山あり、参加者の皆様の安心する?姿もちらほら見られました。

例えば、子供はそう早咲きで無い方がよく、そしてあまり親がレッテルを貼らない方がよいそうです。その例として早くからサッカーで大活躍だった男の子の話、などがあがりました。
あまり早くから何かが良くできる、優れている、というレッテルを貼ってしまう事は、のちのちその子の苦悩につながってしまう事になりかねないと。

「低学年のうちは成績なんて悪い方がよいんです」
の言葉に
あら、っとほっとするお母様方も多かったかもしれません。

また、「失敗をしないように」ではなく、「失敗から学べるようにする」事がいかに大切か、というお話もありました。

子育てのゴールは25歳。
まずはしっかり親が「何のために子供の能力を伸ばすのか」を把握しておくことが大切なようです。

小谷先生のおっしゃるゴールとは、ずばり2つ。

1つ目は、正しく自分の能力を評価できる人間になるように育てること。
自分の良い部分、得意な部分、悪い部分、苦手な部分、をきちんと把握する、つまり「自尊心」を持った人間になるように育てる事。

2つ目は、ソーシャルスキルを持った人間、つまり人と協調し合い、良い交流関係を作っていけるような人間に育てる事。

この2つさえあれば、その子にとっての良き仕事、良きパートナー、そして良き仲間にも恵まれていくことになるのだそう。

それでは子供の能力の伸び方にはどんなものがあるのか、どんな時にスイッチが入るのか。また、スイッチの入ってない時期の親の子供に対する接し方、褒め方、叱り方、についてはどのようにしたら良いのか。医学的な話も盛り込めながらの説明がありました。

能力の伸び方は一般的には約80%は同じような伸び方をするそうですが、他にも様々な型があるそうです。一つ一つの型を事例もあげながらご説明頂きました。参加者の皆様は、我が子はどれに当てはまるのか?どんな風に能力を伸ばしていってあげられるのか、と真剣に聞き入ってらっしゃいました。

後半は小谷先生のこだわりのスタイルである質問タイム。
今回は、講演会に参加してくださった方一人一人との対話を大切にしたい、という先生の思いから、参加された方々に順番に質問をして頂く形式に。

子供の勉強の取り組み方、兄弟喧嘩について、叱り方、等それぞれが抱えてらっしゃる悩みを先生に一つ一つ丁寧にお答え頂きました。

今回の講演会を終えて、前回同様、医療の分野だけには止まらない、小谷先生の愛情溢れるお話に心うたれるとともに、大切な我が子の能力を伸ばしていくためには、親がまずは我が子を信じ、その子の特性をしっかり見極めて見守ること、そして実際に様々な経験をさせ、育てて行く事、がいかに大切かを感じることができました。

ご参加くださった皆様にも講演会の様子から、そしてアンケートからも、今回のテーマ、「子供の能力の伸ばし方」についての小谷先生のお話がしっかり伝わった事を実感しております。

小谷先生の理念と育児のやり方を世界中に拡めたいという想いから、Himemamaとのコラボ企画
~子どもの自尊心とコミュニケーションスキルを育てる育児講座~の定期開催が実現し、今回で3回目の開催となりました。

参加者の皆様からのアンケートからも、次回開催を切望するお声が多数ありました。

今後は皆さまのご意見も反映し、様々なテーマの講座を開催していく予定ですので、ぜひ、先生に、そしてHimemamaメンバーに会いにきてくださいね。
文・小川由莉