HImemama×ニンプス×長野県伊那市のコラボで、
移住体験ツアーを開催しました!
体験レポート(Part 2)はこちらから♪
4日目:8月26日(水) 午前
【ジビエ料理・調理補助】
4日目は、丸一日かけてジビエ料理に触れる体験をさせていただきました。
●ジビエ料理とは?
狩りによって、食材として捕獲された野生の鹿やイノシシ、鳥などを
使った料理のことをいいます。
午前は、「気の里ヘルスセンター栃の木」にて、調理補助を。
講師を務めてくださったのは、
鹿ジビエ料理「ざんざ亭」の代表・長谷部晃さん。
http://www.zanzahotel.jp/
「今から料理をするお肉は、どんな動物でしょう?」
と丁寧に説明するところからスタート!
写真だけでなく、本物も見せていただきました!!
3日前に「鹿嶺(かれい)高原」(今夜宿泊する場所)で狩ってきた鹿のツノです。
触ってみると、まだほんのり温かいんですよ。
切り落とした先にうっすら血がついているのも、またリアル...
しかも、立派なツノで、
子ども達よりも大きいことオス鹿だったとのこと。
「つい最近まで生きていた動物を、今から調理する」なんて、
子ども達はもちろんのこと、ママでも初めての体験にドキドキ。
ここからは、鹿肉を仕込むお手伝いを。
大きいお肉はパパが担当!
食べられる箇所と硬くて食べられないスジのような箇所を切り分けるのは、
手間のかかる大変な作業です。
白い部分は全部スジです。
次は、パパが切り分けてくれたお肉についているスジや皮を取り除く作業を
ママ&子どもでチャレンジ!
実際にやってみるとわかるのですが、スジって薄い...
そのスジを、できるだけお肉を傷つけずに取り除く。
とても繊細な作業です。
それでも、キレイになっていくお肉を見ると、
スジを取るのに夢中になっていきました♪
子どもの集中力を鍛える方法としては、いいかもしれません(笑)
親子で協力した記念にパチリ!
子ども達、一生懸命がんばりました〜
ランチ【野のもの】
http://www.nonomono.jp/
「道の駅・南アルプス長谷」にある、雑穀料理レストラン。
「雑穀バーグランチ」は、
お肉を使っていないとは思えないほどのボリューム!
「アマランサスパスタ」は、トマト風味の味付けで子どもに好評♪
アマランサスという小さな粒状の雑穀はたらこみたい。
味付けは季節によって変わるそうです。
このレストランで使用される雑穀は、100パーセント自家生産だそうです。
「地元で生産された食材を使用する」のは、
自然に恵まれた南アルプス地域だからこそできるのかしら?
素晴らしい取り組みですね。
メニューにもあった「雑穀カレー」や雑穀は販売もされていて、
お土産に購入したママもいました♪
ランチ後は、道の駅を散策しました。
「南アルプスむら(パンや)」
http://tabelog.com/nagano/A2006/A200601/20009398/
地元なら知らない人はいないという人気店。
1個50円のミニクロワッサンは、予約なしでは買えません。
私たちも、その場で予約し、30分後に無事ゲット!
甘めの味付けなので、子どももおやつにもgood。
まとめて10個買っておいても、すぐになくなってしまう〜
伊那に来たときは、必ず寄りたいお店に決定!です。
「南アルプスジオパーク」
http://minamialps-mtl-geo.jp/
南アルプスの山脈や渓谷、生き物、文化などを紹介しているスペース。
山登り、観光のプランも提案してくださるとか。
ガイドさんもいるので、気軽に質問もできました。
今回、私たちは伊那市を回っているわけですが、
南アルプスはどれだけ広大なんでしょう!
開放感があるのは、土地の影響もあるのかもしれませんね。
4日目:8月26日(水) 午後
【鹿嶺(かれい)高原】
http://www.city.ina.nagano.jp/kankojoho/koen/kareikogen/kareikogen_camp.html
午後は、鹿嶺(かれい)高原へ出発!
地元の人でも足を踏み入れたことがある人が少ない
というこの高原は、標高1800メートル。
真夏の日中でも20度以下の涼しい気候です。
高原の入り口から、今夜の宿泊先となるコテージ「雷鳥荘」までは、
30分程のグルグルの山道だったため、
車酔いしてしまう子どももいました。
(大人もちょっとキツかったです、汗)
でも、到着したら、酔っていたことを忘れるくらい
キレイな空気に感動!!
実は、雷鳥荘に到着する頃から、天気は下り坂に...
しばらくは雨が降り、霧が立ちこめました。
気温がグンと下がって、冷たい空気になりました。
幻想的な風景が広がります。
天候が変わりやすい高地。
夕方には雨はやみ、お散歩できるまでになりました。
パパと子どもが高原をお散歩している間、
ママ達はふもとの温泉に連れていっていただきました♪
「仙流荘」
http://www.ina-city-kankou.co.jp/cms/modules/tinyd3/
登山する人の御用達の宿で、日帰り温泉の利用者が多いそうです。
ちなみにこれまで宿泊した施設は、すべて日帰り温泉で入浴可能でした。
身近に質のいい温泉がたくさんあるって、
温泉好きなママ達にとっては最高な環境です〜
晴れた直後の雲海は、地元の人でもあまり見ることができないそうです。
夕焼けもあいまって、まるで天空にいるみたいな気分♪
夕食【ジビエ料理・出張料理フルコース】in雷鳥荘
ジビエ料理の名店「ざんざ亭」の長谷部さんが、
「雷鳥荘」に出張料理人として来てくださいました。
午前中に親子で仕込みを手伝った鹿肉がお料理されています!
どういうふうに調理しているか、じっくり見学...
柔らかいロースト。
キャベツと一緒に食べると更に美味しい♪
木の板がお皿になっている!さりげなくオシャレ。
鹿肉パテはパンにつけたり、野菜につけたり、様々な食べ方ができました。
コーディネーターさんやジオパーク職員の皆さまも一緒に、
総勢13名でかんぱ〜い!!
地元産の「善光寺竜眼」という品種のワインと
鹿肉のマリアージュがバッチリ!
「善光寺竜眼」
http://www.alpswine.com/products/wine/wine1/553707.html
シチューは、鹿肉がホロホロに煮えていました。
子どもも食べやすかったようで、おかわりしている子もいました。
ジビエだけでも大満足なのに、
デザートもご用意してくださいました。
リンゴのシャキシャキ感がたまりません...
どれも、本当に美味しかった!!
ジビエ料理というと「生々しくて食べにくそう」と思っていたママもいました。
が、そんなイメージをことごとく覆してくれた贅沢なフルコースでした。
夕食後には、これまた出張で伊那市役所の方が
子ども達に会いに来てくれました!
画用紙で飛行機やバス、電車をつくったり、
全員で野生の鹿を外へ見に出かけたりしました。
いましたよ!野生の鹿!!
赤い目でこちらをずーっと見ていました。
両者一歩も譲らず、人間と鹿の距離が縮まることはありませんでした。
(ちょっと恐かったです...)
4日目の宿泊先は「雷鳥荘」。
お湯がでない、お風呂なし、テレビなしのコテージです。
朝と夜は気温が15度を下回りました。
厚めの長袖を着たいくらい寒かった〜〜
だけど、そんな不便さを気にすることもなく、子ども達は大はしゃぎ。
大人もリラックスした時間を過ごせました。
ジビエにコテージに野生の鹿、
南アルプスを満喫した一日でした!
5日目:8月27日(木)
【夢ケーキ作り】
午前は「いなっせ」にて、夢ケーキを作るワークショップに参加しました。
● 夢ケーキとは?
大切な人と一緒に夢を語り合ったり、絵を描いたりして、
それを実際にケーキにすることです。
http://www.kasho-shimizu.com/dream_cake.html
講師を務めてくださったのは、
伊那市内のスイーツ店「菓匠Shimizu」の代表取締役・清水慎一さん。
http://kasho-shimizu.com/shop_top.html
準備として、2日前に「夢シート」という用紙を親子で書きました。
子ども達は、
「あなたの夢は何ですか?」
「その夢を叶えて、喜ばせたい人は誰ですか?」
ということを考えて書き、
将来の夢をイメージして、絵を描きました。
ママ達は、子どもへ贈りたい応援メッセージや
今までの心に残るエピソードを書いたりしました。
実際、書くとなるとなかなかパワーのいる作業でした!
まずは、清水さんからケーキの作り方をレクチャーしていただきました。
マジパン(アーモンドのペースト)を使って、
自分の夢をデコレーションしていきます。
プロのパティシエが目の前でお手本を見せてくれるなんて感激でした。
さあ、親子で夢を形にする作業へ突入!
赤、青、緑、茶、白のマジパンは、まるで粘土のように変幻自在です。
作り方はもちろん自由なので、
親子で相談したり、ときには揉めたりしながら(笑)進めます。
製作時間はおよそ1時間。
ここからは、1組ずつ発表タイムです。
子ども達は自分の夢とケーキについて語り、
ママは子どもに応援メッセージを贈りました。
想像力豊かなこころん(小2)は家族3人でつくった、
電車&ネコワールドについて、楽しく語ってくれました。
年少のJくんはママとの合作。
アンパンマンとドラゴンボールと戦闘ヒーローが競演しています。
鉄道好きのHくん(小2)は、
「車掌さんになりたい」という夢を明確にイメージしていました。
ママ達は、マジパンの人形作りを頑張りました。
お手本を事前に見ていたお陰で、意外と(?)スムーズにできました。
「図工の時間を思い出した」
「子ども以上に、自分が製作に没頭した」
とママ達の声。
清水さんの熱い想いに、皆が共感し、
エネルギー溢れるワークショップとなりました!
貴重な体験をさせて下さって、本当にありがとうございました!
ランチ【ワイルドツリー】
http://news-event.wildtree.info/
伊那市駅近くにある、エコ雑貨専門店に併設されているカフェ。
もちろんランチセットも野菜オンリー!
車麩のカツは味にパンチがあるので、男子にも人気。
夏が旬のとうもろこし、ご飯とも相性が抜群ですね。
デザートのバナナマフィンもボリュームたっぷり♪
旬のイチゴとブルーベリーも食べられて、嬉しい。
ミツロウキャンドルの輸入をされているらしく、種類豊富でした。
伊那市でつくられた雑貨も置いてあるので、
お土産に買っていくママもいました。
【ゼロ磁場〜分杭(ぶんくい)峠】
http://inashi-kankoukyoukai.jp/cms2/archives/4411
午後は、パワースポットといわれる「ゼロ磁場」へ案内していただきました。
● ゼロ磁場とは?
日本最大の断層である中央構造線上に位置する、気を発生する「気場」がある場所。伊那市と下伊那郡の境にある「分杭(ぶんくい)峠」のことを指します。
「ゼロ磁場」に行くのは、
・ 持病(ガンなどの病気から生活習慣病など)を改善させる
・ 気の巡りをよくして、運気をアップさせる(開運)
という目的の人が多いそうです。
定期的に「ゼロ磁場」に足を運ぶというコーディーネーターさんのご友人は、
「ここに来ると偏頭痛が治る」と仰っているとか。
といっても何を感じるか、どう効果があるからは、人それぞれ。
この話を信じるも信じないも、あなた次第です(笑)
ママ達は「効果があったら嬉しい」、「一度行ってみたかった」
と興味津々でした。
峠の入り口からの景色が美しい。
これだけで癒しの効果がありますね〜
メインの「気場」!
何気なく遊ぶ子ども達を横に、
大人達は、
「何だか手のひらが温かくなってきた」、「空間がねじれている感覚がする?」
と変化に気付きました。
いわゆる「感じやすい人」は、もっと強い気を感じるのかもしれませんが、
そうでない人も「この場所は何か違う」と気付けると思います。
5日目の宿泊先は、ゼロ磁場の宿といわれる「入野谷」。
http://www.ina-city-kankou.co.jp/cms/modules/tinyd2/
最上階に瞑想室があったり、
温泉に「ゼロ磁場の石」が利用されていたりしました。
夕食は囲炉裏を囲んで♪
伊那で最後の夕食も、豪勢でした。
伊那は本当にどこの食事も美味しいです!特にお野菜とお肉!!
食に恵まれ、食べ尽くした1週間でした〜