イベントリポート|おんぷ♪と遊ぼう!親子コンサート

ひめまま世田谷 芸術の秋企画『おんぷ♪と遊ぼう!親子コンサート』を開催しました。
台風19号の接近に伴いお天気が心配でしたが、参加者の皆さんは楽しみに足を運んでくださいました。

プロのソプラノ歌手松田希世先生と、プロピアニスト御園生瞳さんによるオペラを交えた親子コンサート。お寺の本堂という天井高い空間の中、子ども達が自由に動き回り音楽を身体で感じたままに表現できるように、椅子などは用意せずフラットな状態で行いました。ママ達も楽な姿勢で音楽に聴き入ることができます。

何が始まるのかなーとみんな興味津々♪
みんなで手を繋ぎ、輪になった状態から歌が始まりました。子どもたちも楽しそう!
歌の中には私たちが幼い頃に聴いていた歌も多数あり、子ども時代の懐かしい記憶が頭をよぎり、たまにはこういう音楽もいいなーと思ってみたり。

子ども向けの歌や音楽では、子ども達がより身近に・楽しく音楽を感じられるようにリトミックの要素を入れるという工夫もされており、音楽に合わせながら大きく足を上げたり、お返事してみたり。子ども達もそれぞれのスタイルで音楽を楽しんでいました。

かと思えば、オペラでは響き渡る美声に、子ども達の動きが一瞬にして止まり、歌い手をじーっと見つめ集中して聴き入る姿もありました。親としては、そんな我が子の姿に驚いたり、嬉しかったり。やはり本物の音楽は年齢に関係なく人の心を掴むものなのですね!

『音楽を身近に感じて欲しい・普段できない音楽の経験を積んでもらいたい!』
というところから始まった親子コンサート。
ピアニストの御園生さんより、ピアノを弾いている時の姿やピアノの動きをぜひ間近で見てくださいとのご厚意をいただき、瞬く間にうごく指や、鍵盤の動き、はたまたピアノの中の様子まで見せてもらうことができました。
子ども達、もう興味津々です!!一度見るとその動きがおもしろいのか、虜になってしまった子もいて何度もママに抱っこしてもらい見入る子もいました。

大人も普段なかなかゆっくり聞くことのできないオペラを子どもと一緒に聴くことができました。心情を歌に込めているだけあって、オペラは聴いているだけで心揺さぶられ、涙腺ギリギリでこらえたスタッフもいました。音楽の力ですごい!!
子どもが自由に動き回る隣で本物のオペラを聴く。
あまりない光景ですが、こういう風景も素敵だなーと思いました。

普段あまり歌わない子が、帰宅してからも音楽を口ずさんでいたり。
ゆったりとした気持ちの中、浄化された気持ちになったママもいて、
オペラと子どもの楽曲が融合したコンサートをそれぞれのスタイルで楽しめたようです。
最後はみんなでパチリ♪

みなさん、当日はあいにくの雨にもかかわらず会場まで足を運んでいただきありがとうございました。
希世先生、御園生さん、素晴らしい音色と素敵な思い出をありがとうございました。
会場にご協力いただきました光円寺の櫻田住職、今回も素敵な場所と数々のご配慮をありがとうございました。

ひめまま世田谷では、このようなオリジナルコンサートをまた企画したいなと思います。
次回をどうぞお楽しみに♪

Himemama世田谷で、ときにはママを脱却して、楽しんでいきましょう!

文:Himemama世田谷 浜本春華