イベントリポート|母学(ははがく)セミナー&お茶会

母学アカデミー学長 河村京子先生の来英に伴い、6月19日、7月3日と2日間に渡り、未就学児及び就学児向けに、母学セミナー&お茶会を開催しました。
TV・ラジオ出演、専門誌からの取材や、保育園から高校、そして企業と様々な教育機関での講演など多方面で活躍されている河村先生。日本では、100名規模の講演会を開かれることもあるそうですが、
今回は少人数でのセミナー&お茶会を開催しました。

1日目の就学児向けセミナーはBurberryのcaféでお茶をしながら、直接質問や悩みを相談しながら母学を学ぶという贅沢な時間を過ごしました。

テーマは“子どものやる気を引き出す”でした。
そもそもやる気とはどのように体や心が反応することなのか、褒めることが大事というけれどどういう言葉掛けがいいのか、兄弟姉妹との関係は、、等々理論から実践まで様々な角度からご説明いただきました。
また、各ご家庭における様々なシーンでの具体的な悩み、そして河村先生の体験談を交えてのアドバイスに笑いも起こりつつ、ママ一人一人が帰ってすぐに実践する何かを見つけることができました。

私が印象的だったのは、、
就学児ともなると、親の子どもへの期待も高まり、「これくらい自分でできるのではないか」だとか、「こうして欲しい(例えば、玄関で靴は揃えるべきだ、揃えてほしい)」というようなママの価値観や常識からくる小言も増えてきますが、、
そんなママ達の共通の悩みに対し、先生は、「それはあなたの考えですね」「あなたがやって欲しいことですね」「それをやらなくても死にませんよね」「子ども(個人差はあるも低学年)は“快と不快”の感覚のみで行動しているから大丈夫」などとコメント。それらのお言葉に、「確かに。。」 と自分自身を見つめる機会となり、同時に、自分で自分を縛っていたような感覚や、毎日浴びせてしまう小言やイライラから解放された気分になりました。
 
 
 
2日目の未就学児向けのテーマは“子育てで大切にしたい3つのポイント”でした。
こちらでは赤ちゃんのママ達が集まりました。

まずは日々の遊びについて。スマホや様々なおもちゃが溢れる現代で、どんな遊びが子どもにとって良いのか、その効果と遊び方を学びました。理論や方法を学ぶと、参加者のママ達は、自分の子どもに照らし、「我が家ではこんな遊びに夢中ですが、この遊びはどうでしょう?」「うちの子はこんなことばかりしていますが、大丈夫ですか?」などなど、質問が飛び交い、お一人お一人にアドバイスしてくださいました。
その後は、今(現在)、親がしている言葉掛けや行動が、どのように子どもの成長に影響するかというお話。先生の「少し怖い話をしますよ」という前置きに、みんな緊張しながらも真剣に聞き入りました。
 
 
「30年後の日本のリーダーを育てる」という先生の理念を理解し、未就学児のママ就学児のママがそれぞれの子育ての軸を意識できたイベントになったと思います。

河村先生は今年12月にもロンドンにお越しになるそうです。また、HimemamaLONDONでのイベントを開催する予定ですので、ぜひ河村先生に会いに来てくださいね。

母学アカデミーのHPはコチラ
https://haha-gaku.com

Himemama Londonスタッフ
宗像智子