イベントレポート:「未来を切り拓く女性のためのキャリアセミナー」02

 ワークショップ 自分らしい自信の育て方

自分らしいキャリアを創るにはどうしたらよいのか。そのヒントは「戦略×自信そして運」という方程式にあると真佐子さんは言います。まず、戦略立ての一歩として、自分のやりたいこと・ビジョンを明確にするワークを参加者全員で行いました。そして、次に「自信」について考えました。自信とは一体何なのか。ハイパフォーマーが持っている自信というのは、必ずしも先天的なものでも、あるから出るものでもない、ことが明らかになります。自信は自分で身につけ、コントロールできるものであること、さらに戦略を進めるエンジンでもあり、運を引き寄せる原資でもありました。では、具体的に自信とはどのようなものなのか。驚いたことに、自信はさらに分解できることがわかりました。ワークショップでは、「自信」を構成する3つの要素(パワー、誠意、プレゼンス)のうち、パワーに関するワークを行い、ボディランゲージがいかに重要かを参加者全員で実感しました。

〈キーワード〉
・「未来を創るために必要なこと:戦略×自信と運」
・「キャリアを考える上で重要な二つ:素手力と武器」
・「戦略立てのヒント:捨てるべきものも見極める」
・「戦略立てのヒント2:小さな実験を重ね、人と対話することの重要性」
・「自信はあるから出るのではない。オンオフも可能なもの」
・「自信/オーラ=パワー+誠意+プレゼンス」
・「ボディランゲージの重要性:呼吸と姿勢」
 
 

 質疑応答・歓談

この後、会場の皆様からは真佐子さんに対し、多くの積極的な質問が寄せられました。
また、ワークショップで仲良くなった方同士で、連絡先交換をされている様子も多く見られました。

 会場の皆様の声

「期待以上に得るものがありました。ありがとうございました。」
「初めての参加でしたが、大変有意義なイベントでした。」
「素敵な時間をありがとうございました。」


 
 

 モデレーター谷口真梨子から一言

結婚、パートナーの海外転勤、出産と、大きなライフイベントの変化と困難をくぐりぬけながら、自分らしいキャリアを自ら創り出している真佐子さんのお話は、同じような状況に悩み生き方を模索している参加者の皆さまにとっても、開催側にとっても多くの学びがありました。真佐子さんの経験と理論に裏打ちされた、自分らしいキャリアを構築するための様々なヒントは、一人一人にとって実用的な学びになったと思います。私自身、セミナー中、さらに帰宅後真佐子さんのセミナーを復習し反芻する中で、次を踏み出す為の確かな手応えと効果を感じております。
真佐子さんの内面からほとばしる、しなやかな美しさの背景には、「泥沼をクロール」しながら、様々な苦労・失敗を一歩一歩乗り越えてきた自信と内なる強さがあるのだと強く感じました。清濁併せ呑む人の美しさとはこのことぞと。

この春に本も出版予定で、海外でも活躍されている真佐子さんがまたロンドンに来られる未来はそう遠くないかもしれません。セミナー第二弾がいつかまた開催できますように!!


 

■池原真佐子さんプロフィール
池原真佐子
株式会社MANABICIA 代表取締役
http://www.manabicia.com
Facebook
https://m.facebook.com/ikeharamasaco0120?ref=bookmarks

福岡県出身、早稲田大学、大学院で成人教育を学ぶ。学生時代からバックパッカーで、40カ国以上を巡る。
PR会社で様々な組織・団体のPRに携わった後、国際教育NPOのプログラムオフィサーに転身、その後、コンサルティング会社にて人材開発の専門職に就く。
コンサル会社員時代に結婚、そしてINSEAD入学。コーチングと組織心理学の専門修士コースにて、経営コーチング、女性のリーダーシップについて研究。

パートタイムの修士だったため、家庭と会社を両立しながら日本とシンガポールを往復し、2年かけて修士修了。
INSEADに通っている途中で起業。経営者やキャリア女性のコーチングの会社MANABICIAの代表へ。
臨月で夫が海外転勤。現在は一人で0歳の男の子の育児をしながら会社も運営。キャリアも継続中。
2017年春には、某企業の「リアルな女性のリアルな美しさ」グローバルキャンペーンの日本代表に選ばれる。
また、女性の魅力と自信形成についての書籍も5月頃に出版予定。
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