イベントリポート|みんなのやる気応援イベント2019|第1弾 ロンドンで働いてみたい!を応援する座談会&交流会

駐在帯同による休職や退職、ビザ問題や英語力、子育てとの両立。
様々な【制限】と、海外暮らしで変わる価値観。

変化の渦に身を置きながらも、
【ロンドンで働いてみたい!】という想い。

Himemama Londonでは、そんなあなたの想いを後押ししたく、
本イベントを開催しました。

ロンドン在住の今の状況は、
【制限】ではなく、むしろ【チャンス】なのだと。

同じ想いをもつ方々を繋ぎ、
【チャンス】の第1歩を踏み出せるメッセージを
お伝えさせて頂きました。

2019年1月31日(木)、Piccadilly Circus駅近くのCafe,
「Tibits」の地下に、9人の参加者が集まりました。
駐在帯同で休職、育休中、これから就職活動をしたい方など様々。
ベビーカー連れのママの姿も。

メイン・スピーカー、Himemama London代表でもある小早川環さんは、
在英6年目、現地IT企業でコンサルタント・SEとして働きながら、
4歳の息子の子育ても真っ只中です。

「ロンドン会社員のワークスタイルは、
日本のように、<週5、9~17時、オフィス勤務が当たり前>ではないんです。」

そんな第1声と共に、語られるロンドン会社員の働く姿。
正社員でも残業なし、週3日勤務、一部在宅勤務など、
自分のライフスタイルやライフステージに合わせて、
働き方を自由に選択するのが当たり前のロンドン。

「ワークスタイルの選択肢が多い分、
駐在帯同でも、子どもがいても、
(ビザなどの条件さえ整っていれば)働くことは、思うほど難しくないんですよ。」
環さんは、こう言い切ります。

【ロンドンの働くパパ・ママ事情】については、
「子どもを預けることに抵抗がなく、
各自異なる就業時間、給料が当然ゆえに、
同僚が頑張っている分私も同じようにしなければ!といった同調圧力が無いのです。」と環さん。

「ロンドンは日本より子育てしやすい、人が優しい」という声を耳にしますが、
【働き方の多様性】が認められているからこそ、
人々の心にも余裕が生まれ、
子どもや老人に優しい社会につながっているのではと、考えているそう。

【ロンドンでの就活】についての体験談は、
ITコンサルタントとして、
現在数多くの現地企業の業務改善に携わっている彼女だからこそ。

イギリス人の仕事のデッドラインへの意識や、
日本では給料が高いとされるポジションがロンドンではそうではなかったり…。
ロンドンで働く姿を想像することに、現実味が帯びてきます。

続いて話は、企業だけでなく、
ポランティアやNPOのような組織で働く選択肢へと。

参加者の中には、駐在帯同による休職中のため、
現地企業に就職は出来ないけれど、英語環境下で何か活動したい!
という声も、ちらほらありました。

最後に、実用的な情報収集ツールについてのアドバイス。
その後スピーカーは、ゲストの林眞帆さんにバトンタッチ。

眞帆さんは、駐在帯同で渡英した、
8歳と4歳の2児のママ。
昨年オンライン学習で、
キャリア・コンサルタントの資格をステップアップさせ、
今アウトプットしている体験についてのお話です。

渡英後、キャリアに悩み、
コーチングやパン作りなど、1つ1つの機会と想いを大切に、
点を線に繋げてきた眞帆さんの言葉は、
参加者の皆さんの心にスッーと入ってきたようでした。

終了後のランチ会でも、同じ悩みや想いを持つ
参加者達のおしゃべりがつきませんでした。

働き方が多様なロンドンにいる今だから、
【自分らしいワークスタイル】に向かって、
一歩踏み出す【チャンス】となった時間でした。

湯原理恵