イベントリポート|夏の和菓子作りワークショップ〜餡から作る水ようかん〜

6月13日、Himemama Londonで3回目の開催となる鈴木陽子先生の和菓子レッスン、今回はみんなで水羊羹を作りました!
過去2回は、日本の伝統的な美しい和菓子 練り切り梅型や苺大福を作りました。
そして、今回のテーマは和菓子の基本であり主役の“餡”です。

ロンドンでも小豆の水煮缶(こちらではAduki Beans缶)はWaitroseやSainsberryで手軽に購入できます。
そこから餡を作るのはとっても簡単!と先生は言うけれど、やっぱり実演で見たい、先生と一緒に作ってみたい、と言う和菓子好きの会員様からご意見をいただき、あんこ作りからのレッスンが実現しました。

作ったのはオーガニックのADUKI BEANSを使って、粒あんとこしあん、そしてこしあんから水羊羹を作りました。

確かに餡作りの作業はシンプルですが、やってみると「陽子先生、こんな感じ?もっと水??もっと絞る??もうちょっと火にかける?」とその加減が気になります。
終わってみれば、これはイケると感じました。
簡単で一人でも作れるという自信がつき、そして美味しいし、安い。甘さをコントロールできるのも嬉しい。

手作りしてみると、市販のあんこがいかに甘いか、そして、その甘さはどの位の量の砂糖で作っているのかを教わりました。

加えて、先生がご用意された、お砂糖の種類や量を変えた数種類の餡を食べ比べ、例えばココナッツシュガーが良いと言われる理由なども学びながら、自分たちの好みの味を見つけました。
お持ち帰りの分のおまけまで頂き、皆さん、ご自宅で小倉トーストとコーヒーなど、それぞれ楽しんで頂きました。

陽子先生のレッスンはいつも和気あいあいと楽しい講座で、「簡単でしょー」が連発されます。
そして本当にそうだと感じる再現性の高い和菓子講座です。
季節を表現し楽しむ和菓子は日本独特の感性ですが、ロンドンに居るからこそ懐かしく、そんな和を感じる時間を過ごせたら、ちょっと素敵で嬉しい。これまでの3回の講座で、和菓子は想像以上にシンプルで簡単だと実感しました。
次回は秋、、栗なんかいいですね。黄色や朱色で秋を表現する感じでしょうか。
ご要望などいつでもお待ちしています。

Himemama Londonスタッフ
宗像智子