駐妻キャリア支援プロジェクト「帰国後セミナー第2期」がスタートしました。

駐妻キャリア支援プロジェクト「帰国後セミナー第2期」がスタートしました。
帰国後セミナーは「新しい働き方を知る、みつける、考える」をテーマとし、元駐妻を対象にキャリアコンサルタントによる全4回のセミナーで構成されています。
第2期は上海、ロンドン、韓国、マレーシアに駐在経験のある4名が公募で集まりました。

セミナーは1人2分の自己紹介から始まりました。様々な熱い思いを聞くことができました。

 icon-check-square-o 海外に身を置いたことで、生き方について日本での当たり前が当たり前でないと気づき、働くという概念が変わった。
 icon-check-square-o フルタイムで一つのことにコミットするのは理想ではないと気づいたものの、自分が何をできるのか分からずモヤモヤ。キャリアの棚下しが必要だと感じていた。
 icon-check-square-o 海外での子育ての経験を日本で頑張っているママたちに還元していきたい。
 icon-check-square-o 海外で帯同することを長い休みだと思って開き直って過ごした。視点を変えてポジティブにとらえることで見えてきたものがあった。

キャリアコンサルタントの小橋友美さんによると「キャリア」とは仕事だけを表す言葉ではなく「人生それぞれの時期で果たす役割の組み合わせ」であるといいます。
自分軸でキャリアを歩んでいくためには「環境を知ること」そして「自分を知ること」が必要だと伝えられました。
続いてキャリアコンサルタントの林眞帆さんをファシリテーターに迎え、自分軸を見つけていくワークショップを行いました。今回はスキルや経験といった「できること」を見える化する作業を行いました。

シェアすることによってテクニカルなスキルだけでなく、どんな場面でも応用できる人間としての基礎力や魅力もスキルとして引き出されていきました。
駐在期間は「ブランク」ではなく「ブランディング」期間。参加者の方々が「本当に初対面?!」というくらい盛り上がり、皆さんポジティブで生き生きした表情をされていたのがとても印象的でした。

セミナー後のアンケートでは、
 icon-check-square-o まったく特別だと思っていなかった私の経験も何か仕事に繋げられるかもというワクワク感。セミナーの後から、今までのもやもやが、何かできるかも、次のセミナーが楽しみという喜びや前向きな気持ちになりました。
 icon-check-square-o 他の方と思いや自分の経歴を丁寧に共有できたことによる発見が一番の収穫です。
 icon-check-square-o キャリアカウンセラーのプロの視点から自分も気づいていないような特徴や長所を発見してもらえたことがとても刺激になりました。
 icon-check-square-o 子どもを預けて、自分のキャリアについて考えるための時間をじっくり設けられて、とてもありがたかったです。
と、嬉しい感想をいただきました。

第2期は2/13、2/27、3/5と続きます。

全4回のセミナーを通じて、自分軸をワクワクしながら見つけていけるようサポートして参ります!
レポート:木村志帆